健康経営宣言
キヤノンビズアテンダでは、「健康第一主義」に基づき、社員の健康支援と健康経営に向けた取り組みを推進しています。社員の一人ひとりが健康で活き活きと働くことは、お客様に最適な
BPOサービスを提供するとともに、社員の自己実現と、家族とその家族・関係者の幸せな人生につながるものと考えています。
私たちは、今後も社員と会社の持続的な成長を支えながら、世の中に新たな価値を提供し続けるために、健康経営に積極的に取り組むことをここに宣言いたします。
キヤノンビズアテンダ株式会社
代表取締役社長 杉中 美勝
「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」に認定されました。
キヤノンビズアテンダは、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。
※「健康経営優良法人(ホワイト500)」認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む目的
キヤノンビズアテンダは健康面の3大課題「メンタルヘルス」「生活習慣病」「がん」に「感染症」を加えた4つの課題に立ち向かい、社員が元気に活き活きと働くことを通じてお客様や社会の未来を拓き、社員が自慢できる企業を目指し健康経営に取り組みます。
具体的な活動はキヤノンMJグループ安全衛生活動方針に基づき取り組んでいきます。
キヤノンビズアテンダ健康課題への取り組み
健康経営の効果指標
健康経営の目的を達成するため、指標を定め健康経営に取り組んでいます。
「健康第一主義」のもと、健康診断受診率100%をはじめ、健康風土作りと社員のヘルスリテラシーを高めるために施策を講じてきました。2020年からは健康経営の最終的な指標としてアプセンティズム、プレゼンティーズム、ワークエンゲージメント指標を追加し、維持・改善傾向であることを確認しています。
最終的な目標指標
指標 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2025年目標 | |
測定人数 | 688 | 682 | 719 | - | |
アブセンティーイズム*1 | 実績値 | 4.8日 | 2.5日 | 2.2日 | 2.2日以上 |
回答率 | 99.5% | 100% | 99.7% | - | |
プレゼンティーイズム*2 | 実績値 | 88.8% | 88.7% | 87.7% | 87.7%以上 |
回答率 | 99.5% | 99.9% | 99.7% | - | |
ワークエンゲイジメント*3 | 実績値 | 2.58点 | 2.65点 | 2.67点 | 2.7点以上 |
回答率 | 99.8% | 100% | 100% | - |
全て定期健康診断の問診にて全社員を対象に実施(雇用時健診は除く)
*1 | 「昨年1年間に、自分の病気やけがで仕事を休んだ日数」という問いに対する回答の平均日数。 |
*2 | SPQ東大1項目版「病気やけががないときに発揮できる仕事の出来を100%として、過去4週間の自分の仕事の評価に対する回答の平均値。 |
*3 | 設問①仕事をしていると、活力がみなぎるように感じる ②自分の仕事に誇りを感じる の各回答を、そうだ:4点、まあそうだ:3点、ややちがう:2点、ちがう:1点として換算し2で除した得点の平均値。 |
具体的な目標指標 (単位:%)
【ヘルスリテラシーの指標】 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2025年目標 |
生活習慣改善意識行動「実行段階」者の割合 | 35.6 | 38.9 | 38.6 | 41.6 |
一日1時間程度の身体活動をしている者の割合 | 45.2 | 42.3 | 44.7 | 49.5 |
野菜を一日350g以上摂っている者の割合 | 19.6 | 20.3 | 19.5 | 21.0 |
睡眠が6時間以上取れている者の割合 | 38.7 | 43.4 | 43.5 | 44.5 |
アルコールの適正摂取量者の割合 | 56.3 | 59.6 | 63.3 | 66.3 |
喫煙率 | 15.8 | 14.9 | 14.6 | 11.6 |
定期的に体重測定する者の割合 | 52.2 | 53.1 | 56.2 | 59.2 |
【メンタルヘルス関連の指標】 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2025年目標 |
高ストレス者率 | 14.4 | 13.9 | 12.7 | 12.0 |
首・肩こり有症状率 | 50.0 | 52.2 | 55.2 | 54.0 |
腰痛有症状率 | 34.7 | 31.7 | 32.6 | 32.0 |
頭痛有症状率 | 23.6 | 20.2 | 24.0 | 23.0 |
【生活習慣病ハイリスク関連の指標】 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2025年目標 |
高血圧者率 | 3.2 | 2.7 | 2.3 | 2.3 |
血糖コントロール不良者率 | 3.3 | 3.4 | 3.7 | 3.7 |
肥満者率(40歳未満BMI25以上) | 19.7 | 17.4 | 19.7 | 17.2 |
がん検診受診率 | 51.3 | 52.4 | 53.4 | 65.0 |
【その他:健康診断の結果指標】 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | |
適正体重者率(全年代) | 61.0 | 59.9 | 59.9 | - |
血圧治療継続率 | 77.3 | 89.9 | 82.7 | - |
糖尿病治療継続率 | 72.7 | 70.3 | 76.9 | - |
血中脂質治療継続率 | 63.4 | 61.2 | 64.6 | - |
定期健康診断及び雇用時健康診断結果から算出、【メンタルヘルス関連の指標】はストレスチェックの結果から算出
自己健康管理向上と健康増進への取り組み
従業員一人ひとりが自分の健康に目を向け行動を起こしていくよう、個別および集団アプローチによる生活習慣改善の啓発活動を行っています。
また健康診断前には個人ごとにテーマを決めて取り組む「ヘルシーアクション」を展開、健康保険組合が提供している健康増進をサポートするWEB情報発信ツールに賛同し、年2回(春・秋)実施しているウォーキングイベントへの積極的な参加を従業員へ促し、健康管理向上と健康風土の醸成を図っています。
項目 | 目標 | 2021年 | 2022年 |
生活改善に取り組んでいる社員の割合 | 45% | 39% | 39% |
運動習慣比率 ※週2日以上1回30分以上の運動習慣がある人の割合 |
30% | 22% | 25% |
睡眠により十分な休養が取れている人の割合 | 65% | 63% | 66% |
禁煙への取り組み
就業時間内を喫煙禁止にするとともに禁煙セミナーや禁煙プログラムの実施などで喫煙率を下げる活動をしています。
項目 | 目標 | 2021年 | 2022年 |
禁煙率 | 100% | 85% | 85% |
禁煙プログラム参加人数 | ― | 7 | 2 |
安全配慮の徹底と重症化予防
定期健康診断受診を病気の早期発見だけでなく、従業員自身の体調変化やストレスの気づきの場とします。
また、健康診断受診後のフォローアップとして精密検査や受診が必要な従業員には保健師によるフォローや産業医面談などのサポートを行っています。
項目 | 目標 | 2021年 | 2022年 |
定期健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% |
女性のヘルスケア推進の取り組み
働く女性に対するヘルスリテラシーを上げ、女性の活躍を後押しすることを目的として管理職を含む女性従業員に対してリテラシー向上のセミナーを実施しています。
こころの健康づくり
ストレスチェックについて、受けやすい環境づくりのためにe-learningを導入した効果で高い受検率を維持しています。集団分析結果を安全衛生委員会で共有し職場環境改善に活かし、セルフケアマネジメント研修、キヤノン健保によるEAP(従業員支援プログラム)導入など継続的に取り組みます。
項目 | 2021年 | 2022年 |
ストレスチェック受検率 | 88.1% | 92.1% |
高ストレス | 13.9% | 12.7% |
ワークライフバランスへの取り組み
従業員の健康保持・推進のため、働き方改革に取り組みます。
一般的な企業水準と比べ低い時間外労働と高い有給休暇取得率の維持を継続し余暇の充実を目指します。
項目 | 2021年 | 2022年 |
月平均残業時間 | 11時間30分 | 11時間51分 |
有給取得率 | 73.5% | 68.6% |
職場単位での安全衛生活動
安全衛生活動を各地区・各職場単位で組織的に展開しています。各地区において、労使で構成する安全衛生委員会を設置するだけでなく、職場における安全衛生活動を推進する「職場安全衛生推進担当者」を設け、従業員一人ひとりが積極的に安全衛生活動に取り組んでいます。
「5S」活動の取り組み
毎日が安心・安全・快適な職場環境で仕事ができることを目的として、安全衛生の基本である5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)活動に取り組んでいます。加えて4月・8月・12月の年3回を「5S強化月間」として定め、地域・職場ごとに課題と目標を掲げて取り組んでいます。
キヤノンビズアテンダ労災件数
項目 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
業務上災害件数 | 0 | 0 | 0 |
通勤災害件数 | 2 | 2 | 2 |
合計 | 2 | 2 | 4 |